さて、前回の更新時にちょっとだけ触れた
「要人発言」についてです。
まずはひまわり証券の
マーケットニュースを見てみましょう。
http://fx.himawari-group.co.jp/report/marketnews.html
すると、色々な人の発言が書かれていますね。
その中でも特に以下のような発信元の情報は動意付きやすいと思います。
・ユンカー (ユーログループ議長)
「ユーロの上昇は経済の回復を妨げる」
・バーナンキ FRB(
連邦準備銀行)議長
・ホワイトハウス
(オバマ)
・~~連銀総裁
これは単純に影響力の問題です。
なお、日銀の発言は残念ながらあまり影響力がありません(笑)
日本の金利が変わると影響を受けるのは
スワップ派と呼ばれる人たちくらいのものです。
このスワップ派についてもそのうち記事を書いてみたいと思います。
スワップ派は仕掛けのタイミング次第では、
最も安全に資金を増やすことが出来る取引スタイルだと思っています。
私は現在南アランドに少し、手を出しています。
現在の水準ですと一日のSWAPは300円程度ですが、月にすれば1万近くになります。
またいづれSWAPの記事でも書いてみたいと思います。
さて、話を戻し
タイトルの「マーケットニュースと要人発言はテクニカルに使えるか?」ですが、
一般的に考えれば、この2つはファンダメンタルズに属するものです。
ではなぜ、テクニカル中心の当blogで取り上げたかといえば、
マーケットニュースと要人発言は
強力なトレンドを形成する要因となりうるからです。
上がるか下がるか、まではわからなくても、トレンドが出るかもしれない時間帯に注意することは出来ます。
また、一般的なテクニカル手法というのは、Aという指標がこれ位の値になった、
なおかつBという指標がこれくらいになった。
だから今の相場はこんな状態にある、という事を分析し、それに基づいて取引を行う手法です。
ただ、テクニカル分析は過去と現状を把握するのは得意ですが、
先を予測するのが苦手、という弱点があります。
それを補うのがファンダメンタルズに属する、「要人発言」であり、「マーケットニュース」なのです。
サプライズ的にネガティブな材料が出た場合などは売りへ一気に傾きますし、その逆もあります。
この時、テクニカル分析だけでは22時過ぎの時点で実際に相場が動くまで何も情報がありませんが、
先にちょろっとチェックしておくだけで
何時ごろ動き出しそうか?を知っておくことが出来る為、その時間帯に
テクニカル分析を重点的に行うことにより勝率を上げることが可能になります。
また、予定のない要人発言の場合でも、
要人発言は何らかの意図を含んだものが多いため、
相場の今後の見通しがなんとなく、わかってしまう可能性があります。
例を挙げると、
ユンカー・ユーログループ議長が
05/23 03:23に
「ユーロの上昇は経済の回復を妨げる。景気回復にはまだ道のり遠い。
更なるユーロの上昇、経済ファンダメンタルズに沿ったものとは思わない。」
という声明を出しています。
この発言を受けて、あくまで一時的に、ですがユーロの上値が重くなることは容易に予想できます。
テクニカル的に見て、ドルがそろそろ上昇の気配を見せている事と
ユーロの上値がこの発言により抑えられている為、
来週のユーロ/ドルは下がる可能性が高いかもしれない。
といった事を踏まえたうえでユーロ/ドルのテクニカル分析を行ってみて、
やはりテクニカル的にも「売り」が正しいとなればこれは高い確率で「売り」が正解になるでしょう。
(私は一時的には、下がると予想しています)
現在のユーロ/ドル (ひまわり証券)
1.3991-03
さて、来週どうなるか楽しみですね。
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主要マーケットプライス
05/23(土) 07:00 更新
ドル/円
94.74-86
ユーロ/円
132.62-74
イギリスポンド/円
150.76-00
オーストラリアドル/円
74.12-28
ニュージーランドドル/円
58.64-82
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タグ:FX FX テクニカル ファンダメンタルズ 要人発言 マーケット 市場 ユーロ ドル 売り 買い スワップSWAP[1回]
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