少し前の話ですが、マイナー過ぎる通貨(笑)で詐欺が多発しているようです。
その被害総額、何と33億円以上!
FX市場も昔と比べても大分メジャーになったせいか、
詐欺のネタに使えるという認識が詐欺グループにも浸透しつつあるようです。
まあ明らかに怪しいので引っかからないとは思いますが
利益にばっかり目がいってしまう人は要注意ですね。(自分含むw)
イラク、スーダンの通貨「買えば儲かる」悪質商法が猛威“被害”総額33億円超か
イラクの通貨・イラクディナールを買えば「別の業者が高く買い取る」と
嘘をついて金をだまし取る悪徳商法が、同様にスーダンポンドの購入を
勧誘するケースとともに全国で横行し、国民生活センターが把握しただけでも
「金を払った」との申告総額が33億円を超えていることが12日、わかった。
イラクディナールを使ったケースは昨秋、京都府警が摘発しているが
猛威は衰えず、同センターは「話にすぐにのらず、
地域の消費生活センターに相談して」と注意を呼び掛けている。
同センターが、全国の相談事例をまとめたところによると、
スーダンポンドに関する相談は、昨年8月~今年3月末までで計406件、
イラクディナールの相談は、平成21年8月~今年3月末で計863件。
うち「金を払った」という被害の総額は計約33億1千万円にのぼる。
昨年10月、大阪府の60代の女性から寄せられた相談では、
女性は「スーダンポンドを購入すればもうかる」との電話勧誘を受けて
スーダンポンド1200万円分を申し込み、まず750万円支払った。
その後、消費生活相談の窓口を思わせるような機関の名称を語って
「あなたが契約した業者は詐欺業者だ。弁護士を紹介する」とする別の電話があり、
さらに800万円を振り込んだという。女性はその後、警察に被害届を出している。
国民生活センターによると、スーダンポンドの相談者のうち、
実際にお金を振り込んだ総額は計約9億100万円。
最高7100万円を支払ったケースもあった。
イラクディナールについても、合計金額は約24億1000万円にのぼり、
中には1億3千万円を払ったケースもあった。大半が高齢者だった。
同センターなどによると、例えばイラクディナールでは
「アメリカ軍がイラクから撤退すれば、価値が上がる」と持ちかけるなどするが、
そもそも日本の金融機関では双方とも取り扱っておらず、換金はほぼ不可能。
センターは「支払った金額が、すべて『だまし取られた』とまではいえない」
とするが、返金は見込めない例が多いという。
イラクディナールについては1口(2万5千デイナール)10万円で
購入を勧められたケースが多いが、実際の為替レート(5月8日~14日)は
100デイナール当たり7円2銭に過ぎず、
2万5千デイナールでも1755円にしかならず、50倍以上ものぼったくり状態。
スーダンポンドは、レートすら不明だ。
イラクディナールについては昨年10月、京都府警が詐欺容疑で
自営業の男ら3人を逮捕し、全国で初めて摘発に乗り出したが、
その後も相談が寄せられており、複数の「悪徳業者」がいるとみられる。
国民生活センターは「うまいもうけ話はないので、勧誘された時点で、
きっぱり断ることが大切」と呼び掛けている。
危険情報は、個人トレーダーのブログを巡回していれば入ってくるはずです。
このブログでも怪しい情報が入れば随時記事にしてきます。
マイナー通貨詐欺に注意しましょう。
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