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今回はトレンドライン(Trend line)について。
FXにおいて最も簡単で、それでいて最も奥が深いと言われているのがトレンドラインです。
美しく引けたトレンドラインにはなんとも言えない魅力がありますよね。
そもそもトレンドラインって何よ?
って人は今回の記事を読む前に下記を参照して下さい。
トレンドラインの引き方
さて、下記の画像は先ほど撮影したEUR/JPYの1時間足にトレンドラインを引いてみたものです。
(DMM.comのチャートを使用しています)
クリックで拡大
なにか見えてくるものがありますか?
有効なラインを探せ
トレンドラインを引くときに注意したいのは、そのラインが本当に有効なラインかどうかですが、
こればっかりは確実なラインなどありません。
ただし、重要性が高いかどうかの判断は出来ます。
判断基準は「線がいくつ重要なポイントに接しているか」です。
基本的に頂点が2つあればトレンドラインは引けます。
ただし、それがその先で機能するかどうかはわかりません。
個人的には、接している点が3点以上あれば重要なラインである確率が高いと思います。
(水平線であれば1つでもポイントになりえます)
もう一度先ほどの画像を見てください。
例えば、最も左上から引いた線は、去年(2010年)の12/22頃のものですが、
つい数日前(1/5~1/7)まで機能していました。
ピタっと正確に接しているポイントが5つありますので探してみてください。
荒れた相場でもトレンドラインが引ければ大丈夫
美しいトレンドラインが描ければ、相場は安定しているといえます。
ボラティリティが多少高かろうとトレンドラインの中であれば、それは予想の範囲でしかありません。
イメージは「お釈迦様の手の平の上の孫悟空」のような感じです。
どうにもトレンドラインが引きづらい時は、一旦エントリーを見送りましょう。
推奨するエントリー方法
guevaraFXが推奨するエントリー方法は以下の通りです。
①反発狙い
描いたトレンドラインにチャートが接近したら、反発狙いの注文を入れます。
このとき、ラインを超えた反対側にストップをおきます。
(どのくらい超えたらストップに掛かるようにするかは難しいところですが・・)
指値のポイントは必ず、利食い(リミット)と損切り(ストップ)のポイントの比率(リスクリワード)が
利の方が大きくなるように設定してください。
②抜けた後から、反発狙い
描いたトレンドラインをチャートが反対側に抜けていったら、一旦待ちます。
その足が確定するまで待ち、完全に抜けていったことを確認します。
その後、一旦抜けた方向へ動きますが、かなりの高確率でトレンドラインにもう一度戻ってタッチします。
そこで始めて抜けた方向へエントリーします。
トレンドラインは一度抜けると逆の性質に変わります。
サポートとして機能していたラインは、レジスタンスに変わります。
トレンドラインを引くということ
トレンドラインを引く作業は、配置されたローソク足から直線を探すパズルのようなものです。
正確なラインが引けるようになると勝てますし、
美しいトレンドラインを引けた時には、楽しみさえ生まれてきます。
時間のない人の取引には、長めの時間足で
トレンドラインを引いて指値で取引することをオススメします。
以下、余談
トレンドラインの引き方は、人によってかなり差があるといいます。。
ローソク足でいえば、ヒゲを含めないで引く人もいますし、含める人もいます。
またローソク足以外のテクニカル自体にラインを引く人もいます。
(テクニカル指標のダイバージェンス(逆行)を探す際にはラインを引くのが有効とされています)
20世紀前半に活躍した著名な相場師ギャンも独自のライン手法を持っていたようです。
参考URL:
http://www.wakaru-fx.jp/fxbasic/jissen/tec03.html